
改めまして、うえひかです。
今回の「仕組み化ロードマップ戦略編」をお手にとって頂きありがとうございます。
この書籍では、時間に追われないコンテンツ販売の仕組み作りについて、どうしたら労働時間を減らしながら売上を出せるのか、徹底的に解説したものになっています。
私は3年間フリーランスとしてライター業を行い、子供を出産したタイミングで休業。
「時間を生み出す働き方がしたい」と思い育児の合間にコンテンツビジネスを始めたところ、2ヶ月目で50部完売することができて、すぐに5桁の利益になりました。
セールスに特化して商品を販売していた時期は、一人で月300万ほどの売上にもなった時期もありました。
今までコンサルティングとして30名以上の方と直接交流して、コンテンツビジネスでの収益化をお手伝いさせて頂きましたが、子供ができると使える時間が限られます。
そこで育児の合間でも利益を出せるようにしたいと思い、今回「いかにコンテンツを自分の労力を使うことなく販売できるか」だけにこだわってこの書籍を作成しました。
「仕組み化して、労働しなくても感謝されるビジネスをする」
毎日、育児や家事や仕事で忙しくても、労力を使わずに感謝されるビジネスを作れば、時間にもお金にも精神的にも余裕が生まれる人が増えるだろうと思ってます。
最近は「ラインに集客して有料コンサルを販売する」という流れが主流になっていますが、コンサル販売は初心者が行うと必ず疲弊します。
なので毎日が忙しくて「コンサルサポートする時間なんてないんだよ!」という人こそ、この書籍で「仕組み化」を知って、利益を出してほしいと思っています。
もちろん、仕組みを作るまでには一定の作業量が必要なので、「読むだけで稼げる」なんていう甘いことは言いません。
一番大事なのは、あなた自身がこの「仕組み化ロードマップ」をうまく利用して、実践することです。
書籍を読んで順番どおりに実践していけば、初心者でも最短で仕組みを作れるようになっています。
育児の合間にも進められるように、無駄な工程はすべて省いて、わかりやすい構成にしました。
ぜひあなたのコンテンツ販売の中に「仕組み」を取り入れて、顧客もあなた自身も豊かになるビジネスとして、真剣に取り組んでみてください。
では、始めていきましょう。
・そもそもコンテンツビジネスとは?
まず最初にコンテンツビジネスの特徴を説明しておきます。
・ローリスク・ハイリターン
・仕組みを自動化できる
・時間が生まれる
ローリスク・ハイリターン
コンテンツビジネスはネット上で完結する仕事で、ほとんどリスクがありません。
正直、これほどコスパのいいビジネスはないと思います。
初心者でも0円で商品を作って販売できる。
おまけにマーケティングや文章力、お金も手に入るのに、リスクほとんどないってバグです。
たとえば、もしあなたが実店舗でカフェ経営をしようとするとどうでしょう?
土地代・設備費・人件費・その他もろもろ・・・ビジネスをスタートさせるまでに何百万という金額が必要です。
資金調達のために、融資をうけないと行けなくなるでしょう。
コンテンツビジネスはそんなリスクを負う必要ありません。
「やろうと思ったときに、すぐ始められる」
というのがこのビジネスの魅力です。
仕組みを自動化できる
仕組みを自動化できるのがコンテンツビジネスの特徴です。
自動化とは?
自分の労力を割かずに、商品が売れる状態にすること。
初心者の方は「本当にできるのか・・・」と疑問に思いますよね。
もちろんパソコンを触ったことがなくて、Xで自分のアカウントを作ることも知らないガチ初心者なら、かなり時間がかかると思います。
でも
・Xで発信している
・ネットで1円稼いだことがある
・フリーランスとして活動している
こんな方なら必ず作り切ることができるでしょう。
なぜならやることは決まっていて、集まったお客様に商品が提供される流れをつくるだけだから。
ここについては、詳しく次の章で解説していきます。
時間が生まれる
仕組みが作れることで、時間が生まれます。
あなたが休んでいる日も育児で忙しい日でも、仕組みがあれば、あなたのかわりに顧客との信頼関係を築いてくれる。
つまり商品が売れやすくなり、販売に必要な手間を格段に減らすことができます。
最初は小さな仕組みから始まりますが、大きい歯車にしていくことで、最終労働から抜け出せるでしょう。
時間を生み出し、心の余裕を作り、より人生の質があげることができます。
・仕組み化の全体像
ではここから、仕組みの全体像から見てみましょう。
仕組み=集客×教育×販売
この流れは本質的なもので、10年前からずーーーっと同じ。
つまり流行りに流されないスキルであり、コンテンツビジネスに必ず必要なものです。
この概念は私自身も30万以上払って入ったスクールで学びました。
そして今でも、この仕組みの全体像というのは全く変わってません。
顧客を集めて、教育して、商品を売る。
これはコンテンツ販売だけでなく、どのビジネスにも利用されています。
さらに具体的にするとこうなります。

①集客する
②教育(信頼構築)する
③販売する
①集客する
コンテンツビジネスでの「集客する」というのは「リストを集める」ということです。
リストとは顧客情報であり、メールアドレスやラインの情報になります。
1人リストの価値は4,000円〜10,000円以上といわれ、グーグル・楽天・Xなども、あなたのメールアドレスと個人情報を引き換えにサービスを提供しています。
あなた自身も自分でコンテンツを販売する際には、顧客を一つの媒体に集めましょう。
なぜなら、シンプルに商品が売れやすいというメリットがあるからです。
メールアドレスさえもっておけば、あなたから顧客に「新商品をリリースしました!」とアプローチをかけられます。
しかしXなどのSNSだけだと、顧客があなたのアカウントをチェックするまで情報が届くことがありません。
1万2万以上のフォロワーがいるなら別ですが、後発組は集客して、自分の商品が売れやすい状況をつくるようにしましょう。
どうやって集客するの?
集客は見込み客へ「魅力的なプレゼント」を準備して行います。
あなたのターゲットが悩むであろう課題を、解決できる情報をまとめましょう。
メールアドレスを集めるなら「MyASP」といメルマガスタンドが定番です。
この媒体を使い、年間1億以上の売上をだす猛者たちもいます。
もしライン集客を行うなら「Lステップ」が定番です。
無料で使いたいなら「エルメ」は1000通まで配信できるので、最初は自分の使いやすいものを選べば大丈夫です。
②教育(信頼構築)する
教育とは、お客様との信頼関係を築くことを意味します。
コンテンツ販売においてとても重要な部分です。
なぜ「教育」が大事かというと、お客様との信頼関係がないと商品はうれないから。
信頼されるために、価値ある情報を届ける必要があります。
そして教育のもう一つの意図があり、商品の必要性を理解してもらうことです。
Xで適当に宣伝して、急にnoteやbrainをだしてもほとんど売れません。
でもあなたの発信をみて、商品に必要性を感じてくれれば、顧客は勝手に商品を購入していきます。
・なぜあなたの商品を購入すべきなのか?
・あなたの商品は何を解決できるものなのか?
具体的に提示してあげることで、本当に必要だと思う方のみが購入してくれます。
どうやって信頼構築をするのか?
結論、無料コンテンツで信頼関係を作る。
無料コンテンツで出し惜しみはする必要がありません。
一つ例をだしてみます。
例えば、リストになった人と信頼関係を築いて「シリカ水」を1万で売りたいとしましょう。
美容系YouTuberがよく飲んでるやつですね。
商品を売るために、相手に届ける情報は「水と健康の関連性」についてです。
これをわかりやすく伝えて価値提供します。
「買ってください!安いです!」では、信頼関係も築けないし、購入してくれません。
でも、顧客がほしいと思う情報を勉強して・・・
・老廃物を排出してデトックスする効果がある
・脳が活性化されて認知機能もあがる
・老けにくい肌がきれいになる
・中でもシリカ水は美容効果が特に高い
このように、整理されて分かりやすい情報をつたえるとどうでしょうか?
具体的なメリットや効果を理解できるため、これらだけでも、シリカ水や水について気になっていた顧客は、まとめてくれたことに感謝しますよね。
どこで信頼を構築するか?
1対1で話してるような状態になる「メール」や「ライン」で価値提供します。
できるかぎりクローズドな環境が好ましいです。
SNSはマス層に向けた発信になるため、どうしても広く浅い情報になります。
でもリストになってくれた顧客に対しては、SNSよりもぐんと距離が近くなるため、あなたの考えや価値観、商品に関する情報も届けやすくなるんです。
顧客との距離を縮める。
信頼関係を築くためには、この距離感を意識して発信してみてください。
③販売する
販売するというのは、商品をオファーすることです。
商品をセールスすることに対して、抵抗感がある人が多いですが、もったいないなと思います。
なぜならセールスというのは、商品に必要性を感じた人へ「これどうですか?」と提案する作業に過ぎません。
教育フェーズで信頼関係が築けていれば、自ずとあなたの顧客は「商品の詳細」について聞きたい姿勢になっているので、押し売りなんてする必要ないんですよね。
そしてさらに、コンテンツ販売で仕組みを作ってしまえば、一人ひとりにその提案を行う必要はなくなります。
「提案する」という工程を仕組みで自動化して、「1対無限」に商品を売れる状態を作ることで、時間を使わず売ることができます。
最初はまず一つ売ってみる
仕組みをつくるなら、まずは一つでも商品を売ってからにしましょう。
一度も商品を販売したことない人は、noteやbrainの既存媒体を使うのが簡単です。
アフィリエイトやブログを通じて、自分が作った商品でないモノやサービスを販売したことがあるならそれでも大丈夫。
まずは一つでも売れるという感覚をつかんでから、仕組みをつくることで、スムーズに仕組みに必要な部品を組み立ることができます。
仕組み化は「ステップメール」で行う
仕組み化における販売は、ステップメールをつかいます。
ステップメールとは自動でメールを配信できるシステムで、あなたがリアルタイムで配信する必要がありません。
自分の好きな順番で、好きな時間を決めて情報提供ができるため、商品への必要性も理解してもらいやすくなります。
”仕組みの全体像”まとめ
仕組み=集客×教育×販売
ここまででどうやって顧客をあつめ、顧客との信頼を築き、商品を売るのかざっくり理解してもらえたかと思います。
3つの要素を使いながら、どうやって仕組みを作っていくのか?
ステップごとにまとめたロードマップを参考に実践してみましょう。
・コンテンツ販売の仕組み化戦略ロードマップ
コンテンツ販売でどのように仕組みをつくって、自動で商品が売れていく状態を作るのか。
必要なステップは5つに分けられます。
STEP1:個人が勝つための市場リサーチ
STEP2:初心者がすぐにコンテンツを作れる作成方法
STEP3:商品が売れる販売動線の設計
STEP4:成約率がグンと上がるセールスレター
STEP5:ステップメールで自動化して効率UP
STEP1:個人が勝つための市場リサーチ
ステップ1では、個人が勝つためのリサーチ方法をお伝えします。
リサーチを行うことで、どんなジャンルに需要があるか確認でき、あなた自身の強みを活かした商品を作れます。
さらに自分の強みと弱み、競合の強みと弱みも分かるため「どこを狙えば勝てるか」を理解できるため必ずリサーチは必要です。
①競合分析
まずは競合を分析して、市場調査を行います。
競合を見てみぬふりをするのではなく、きっちり調べて向き合うことで、自分でも勝てるポイントが見つかります。
競合と実績比べをして同じことをしていては、いつまでたっても稼げません。
大手と戦わずに勝つためにも、あなたの参入したいジャンルの競合は必ず分析して置きましょう。
すでに活動してる人を5名見つける
まず、あなたが参入したいジャンルで、すでに活動している人を探します。
具体手に見るポイントは以下。
・どんな商品を持ってるのか
・どんな価格で販売してるのか
・ターゲットにしている年代や職種
・どんなコンセプトで発信しているか
これらをメモ帳やドキュメントに5人分書き出してみてください。
少し先をいってる人、かなり大手で人気のある人、最近のびてきた人など、あなたがきになる人物の調査をしていきましょう。
ターゲットやコンセプトは分かる範囲で大丈夫です。
(例)
競合1人目 | A子さん |
商品 | ・「Twitter(X) × note」で稼ぐ方法 ・Xフォロワーの増やし方 |
価格 | ・1万〜5万 |
ターゲット | ・顔出しせずに稼ぎたい人 ・FIREしたい人 ・独身 ・女性 |
コンセプト | ・noteとXで好きなときに仕事する ・FIREしてのんびり過ごせる稼ぎ方 |
(あなた)
競合1人目 | |
商品 | |
価格 | |
ターゲット | |
コンセプト |
×5人分
5人調べると分かるのですが、同じジャンルであっても、フォロワーに多い属性や性別、年齢層まで違うことがわかります。
例えば、ギラギラさせて稼ぎたい発信者には、数字主義者やビジネス思考の方が集まります。
逆にゆるくのんびり趣味を大事にしたい発信者には、趣味を大切にしてマイペースに稼ぎたい人があつまります。
このように競合をみることで、あなた自身のターゲットやコンセプトも比較して見えてきます。
②自己分析
競合の調査をしたら、次は自己分析。
自分がお客様に提供できものを確立します。
お客様をみていると、自分の得意な部分があるのに、そこを伸ばそうとしない人や見えてない人が多いです。
強みと弱みを書き出して、客観的に自分が活かせると思う点を絞り出してください。
(例)
うえひかの発信 | |
強み | ・フリーランス経験がある ・ビジネスマーケに強い ・ライティングが得意 ・有料noteや仕組みが作れる |
弱み | ・会社員経験がない ・作業時間がとれない ・育児で忙しい ・chips販売経験がない |
あなたの発信 | |
強み | ・ ・ ・ |
弱み | ・ ・ ・ |
③顧客分析
次に、顧客分析です。
あなたの顧客に関して調査しましょう。
この分析を行うことで、あなたの見込み客に響く発信や商品を作ることができます。
的外れな発信になっていないか、顧客目線の発信をできているかがわかるので、ここも大事なポイントです。
まずはあなたの商品を購入する顧客はどんな人か書き出します。
まだ購入者がいない場合は想定でOK。
すでに顧客リストをもっていれば、アンケートを取ったり電話で無料相談をしてもいいでしょう。
・自分の顧客はどんな人なのか?
・どんな生活で、何を望むのか?
顧客を分析できると、望まれる商品や解決すべき課題が明確になり、商品作りもスムーズになります。
(例)主婦向けの発信をしてる人の顧客
顧客 | |
年齢 | ・20~30代 |
職業 | ・主婦、フリーランス |
商品を購入した目的 | ・育児をしながらコンテンツ販売をしたい |
現状の悩み | ・収入がない ・仕事で忙しいため違う働き方をしたい |
競合サービスへの不満 | ・ギラギラしていて興味がわかない ・実績が1億とか数字が現実的でない ・教材レベルが高くて消化不良になる |
顧客 | |
年齢 | |
職業 | |
商品を購入した目的 | |
現状の悩み | |
競合サービスへの不満 |
④分析データをもとに差別化できるポイントを探す
①競合のデータ ②自分のデータ ③顧客のデータ
これらをつかって、差別化できるポイントを見つけていきましょう。
後発組の個人は、データを元に「市場の穴」をうまく見つければ「売れる商品」が作りやすくなります。
穴とは、簡単にいえば「顧客の不満」であり「潜在的なニーズ」です。
情報を整理して、自分の強みを活かせた発信にすると、自然とフォロワーも集まり集客もスムーズになるでしょう。
具体的に差別化できるポイントの見つけ方は3つあります。
(1)市場で満たされてない穴はどこ?
(2)競合に顧客が感じてる不満点は?
(3)自分が持っているストーリーは?
(1)市場で満たされてない穴はどこ?
この世に完璧な商品はありません。
必ず穴があります。
どんな権威性のある人でも、一つの商品で業界の課題をすべて解決することは無理なんですね。
「コーヒーを飲む」という目的は一つでも、スタバやコンビニ、タリーズでも個人喫茶店でも、たくさんの提供方法があるのも同じ理由。
だから「顧客の本当のニーズ」をみつけることができたら、するする売れていく。
そしてあなたの商品を購入するであろう見込み客はすぐ近くにいます。
あなたの競合によくリプする人やいいねする人。
そしてあなたにリプやDMをくれる人の、ツイートをみながら「何に不満を感じてるか」を探してみてください。
(2)競合に顧客が感じてる不満点は?
すでに商品を販売している、競合の顧客が感じる不満点を探してみましょう。
たとえば競合のbirainの口コミで、評価が微妙なものに対する「不満点」は何だったのか調べてみます。
たとえば、X攻略のロードマップ商品をbrainで出した人がいたら、口コミをチェックしてみます。
・具体的なツイートを知りたかった
・どんなプロフにしたらいいか分からない
・固定ツイートの使い方が知りたかった
こういった不満点がでてきたら、具体的なツイートを30個増やした商品にしたり、プロフィール作成について詳しい情報をいれたりするだけ。
あなたが作る商品で「既存商品の穴」を埋めることができれば、立派な「需要を満たせる商品」になります。
(3)自分が持っているストーリーは?
自分のストーリーがあれば、顧客は商品に興味を持ちます。
・共感されるようなストーリーはなにか?
・コンプレックスから脱却できたことは?
具体的に過去を振り返ると、他の人とは違う経験から「強み」が見つかることがあります。
嫌だった思い出、苦労した思い出など、自分の経験からストーリーを探してみてください。
・顧客ニーズや満たされてない市場が見えてくる!
・自分の強みと差別化できるポイントがわかる!
STEP2:初心者がすぐにコンテンツを作れる作成方法
競合を分析して自分の強みが出てきたら、次はコンテンツを作っていきます。
コンテンツづくりはスピードが大事で、実際に私はコンテンツ販売を初めて4ヶ月で3つの商品+無料プレゼント3つを完成させています。
なぜ商品を作ったことがないにも関わらず、コンスタントに商品化ができたのかというと、自分の中で「商品制作の手順」を決めていたから。
たったの3ステップで商品化ができるので、その方法を共有していきますね。
①解決する「顧客の課題」を決める
②課題を解決できる方法を書き出す(見出し)
③書き出したものを一つづつ解説する(本文)
①解決する「顧客の課題」を決める
商品をつくるときに、まずはあなたが解決する「顧客の課題」を決めます。
どんな悩みを解決して、顧客はどんなゴールを得られるのか?
ここが明確になることで商品の軸になります。
よくある質問が「どれくらいの文字量が必要なのか…」というものですが、顧客は問題解決さえできればそれでいいので、情報量は少なくても多くても問題ないです。
どのように課題を解決するのか、一つ具体例を見てみましょう。
例えば「腸活ダイエットってどうやって何をすればいいのか分からない」という課題がある顧客がいたら、相手に伝えるのは「腸活ダイエットで痩せる方法」です。
・腸活ダイエットの順序
・腸活ダイエットに必要な知識
・具体的にやること
・あなた自身の体験談
このような内容になります。
これらをわかりやすくまとめてあげることで、顧客は最短ルートで腸活に必要な情報を得られます。
②課題を解決できる方法を書き出す(見出し)
次に顧客の課題を解決できる方法を書き出します。
例えば、さきほどの「腸活ダイエットで痩せたい方」へ向けたコンテンツなら、
・腸活ダイエットの順番(何からしたらいいのか?)
・腸活ダイエットの知識(どういったことを学べばいいのか?)
・具体的にやること(今からやるべきことは?)
これらを見出しにして必要な情報を書いていきます。
・腸活ダイエットの順番
1生活習慣を整える
2朝起きたらカーテンを開ける
3朝ごはんの前に白湯から始める
4胃腸にいい食材を毎日食べる
このように腸活に必要な手順を、わかりやすく書いていきます。
そして、顧客の課題が解決する方法をすべて書き出して、まとめて書籍化すれば一つのコンテンツができます。
コンテンツを作るときのポイントは、自分の頭の中だけで内容を考えないこと。
まずは商品で提供する情報を集めることからはじめてください。
具体的には、すでに情報発信しているあなたの競合のコンテンツをみるのがおすすめです。
文章、動画、音声、全て参考にします。
1人の発信者から情報をもらって商品を作ると、まったく同じになるので、2〜3冊の書籍から情報を仕入れするのがポイント。
Aさんの音声から仕入れて、Bさんの動画から仕入れて、自分なりにまとめる。
「自分の言葉」になおして商品化するため、自分のフィルターを通した商品になり、それが「価値」となります。
③書き出したものを一つづつ解説する(本文)
次に書き出した解決策や方法を、一つづつ解説していきましょう。
ここがコンテンツの本文になります。
書き出した解決策をそのまま見せただけでは、顧客は行動できないため、悩みを解決できません。
たとえば、先程出した解決策を一つ見てみましょう。
・腸活ダイエットの順番
1生活習慣を整える
これだけでは、どうやって生活を整えるのかがわかりませんよね。
あなたの顧客が実践してつまずかないように、丁寧に教えてあげましょう。
具体的には「ステップ化」がおすすめです。
・腸活ダイエットの順番
1:生活習慣を整える
STEP1:寝る前に風呂に浸かる
お風呂に浸かることで自律神経が整いリラックスできます。
STEP2:夜ご飯にはサラダを一品加える
夜ご飯にサラダがあると、食物繊維が豊富なので腸内環境が整います。
レタスやキャベツがおすすめです。
STEP3:朝起きたらストレッチをする
寝起きは体が目覚めてないので、軽い運動をするだけで体が整います。
さらに脳に酸素が周り、一日を気持ちよくスタートさせられます。
このようにステップ化してSTEP1、STEP2、というようにロードマップに落とし込んであげると、行動しやすい商品になります。
さらに具体例と自分の体験談を交えることで、唯一無二のコンテンツになっていきます。
・満足してもらえる商品を作れる!
・ステップ化した分かりやすい商品になる!
・グーグルドキュメントに商品を下書きする
・販売するプラットフォーム(note、braim、ワードプレス)に貼り付ける
STEP3:商品が売れる販売動線の設計
仕組みを作って商品を売るには、導線の流れをつくる必要があります。
いきなり商品を渡しても、誰も買いたいとはなりません。
コンテンツ販売は恋愛と同じで、いかに関係を築いて、末永くお付き合いしていただくかが肝になってます。
ではどうやって顧客と良好な関係を築きながら、商品を購入してもらうレールを作るのか。
具体的な導線の設計は、冒頭に説明した通り。

この図の流れに合わせて、必要なパーツを一つずつ準備します。
必要なものは以下。
①リストを取るための媒体
②商品につながる無料プレゼント
③商品を販売するセールスレター
①リストを取るための媒体
まずはリストを取るための媒体を準備します。
正直、リスト取りができれば、商品はほとんど売れるといっても過言じゃないです。
もし100人のリストを集めて、10%の人が1万の商品を買うだけで10万円になりますよね。
では、どうしてほとんどの発信者が、メールアドレスやラインへ誘導しているのでしょうか?
これは序章でも言いましたが、プッシュ型でサービスを提供できるのが理由です。
「自発的にコンテンツを提供できる」というのは、ビジネスにおいてめちゃくちゃメリットです。
あなたが新商品をリリースしたらすぐ連絡できるし、インスタがバンされても「こちらが新しいアカウントです」とメッセージするだけでいいんです。
一方、Xなどのプル型の媒体では、読者の好きなタイミングでコンテンツに触れてくるため「読んでほしい順番で、知ってほしい内容」を伝える事ができません。
商品購入まで促すためには「リストを取る」というのが基本だと覚えておきましょう。
②商品につながる無料プレゼント
商品をつくって、リストを取る媒体を選べたら、商品につながる無料プレゼントの作成を行います。
無料プレゼントに必須なのは「有料商品との関係性」です。
たとえば、ダイエット講座の無料プレゼントをもらいにきたリストに対して、ビジネス系の商品を販売しても成約率は低くなります。
なぜならリストに集まった顧客は「ダイエットの知識」がほしいのであって「ビジネスで稼ぎたい」という欲求は優先準備が低いからです。
なので、あなたの商品を買うであろう顧客が、ほしくなる商品を無料プレゼントにしてください。
信頼関係が強くなり、有料商品も購入してもらいやすくなるでしょう。
たとえば、「チャットGPTを使ったブログの書き方」という商品を売るなら、無料プレゼントは「チャットGPTでSEO上位を狙えるタイトルの出し方10選」などです。
③商品を販売するセールスレター
商品を販売するためには、セールスレターが必要です。
セールスレターはあなたの代わりに商品を営業してもらう分身であり、見込み客が「この商品が必要だ!買おう!」と思うようなレターにする必要があります。
そもそも商品に興味をもって「行動」してもらうのが目的なので、自分で商品を販売するなら、かならずレターを書く必要があります。
でも慣れてない方だと、セールスレターを1つ仕上げるのに何ヶ月もかかり挫折する人もおおいんです。
だから「まずは完成」を目標にして、雑でもいいしデザインもこだわらずに早く書き上げるのが最短ルートになります。
公開後に、顧客の反応をみながら、ページを改善していくのが一番効率よく売上に繋げられます。
詳しいレターの書き方は、方法はSTEP4で解説します。
・カラフル
・canva
・ペライチ
・リスト取りの媒体を選ぶ
・無料プレゼントを作る
・競合のレターページをみる
STEP4:成約率がグンと上がるセールスレター
セールスレターをのせるページをLP(ランディングページ)といい、コンテンツ販売ではLPの内容で商品が売れるか左右されるほど重要な部分です。
noteやbrainなどのプラットフォームを使う人の中には、セールス部分を2~3行だけの文章だけで終わる人も多いんですが、めちゃくちゃもったいないです。
LPを作らない人は、商品に興味を持ってくれている人の8割を取りこぼしてるといえます。
逆にしっかりLPを作れば成約率が格段に上がり、商品購入する人が増えるため、集めたリストからの成約率も高くなります。
どうやったら成約率の高いレターを完成させられるのか?3つの質問と11のポイントを準備しました。
セールスレターの成約率を上げる3つの質問
まず、セールスレターを1行目から書いてしまうと、誰に向けてかいてるのか分からない、軸がブレブレのものになってしまいます。
まずは3つのワークを使って、商品のコンセプトを確認しながら書いてみてください。
①あなたの商品を利用するターゲットは誰?
・
・
・
(例)ライター向けの商品を作る場合
・育児をしながら在宅で稼ぎたい主婦
・自分のペースで働きたい
・経済的に自立したい人
②どんな商品を、なぜ提供するのか?
・
・
(例)
・ライターで隙間時間に稼げる方法を、在宅ワークに挑戦したい人に、すこしでも利益を出して家計を楽にしてもらうため
③あなたのターゲットは、商品を使うことでどんな理想が手に入る?
・
・
・
(例)
・自由に使えるお金が増える
・ライティングスキルがつく
・子供のためにお金を貯められる
質問にスラスラ答えられたら、コンセプトが定まっているということなので、良いレターが作れると思います。
最初にも言いましたが、いきなり完璧を目指さず、7割くらいでまずは市場に出してみることを意識してください。
公開してからも何度も修正はできるので、あなたが発信したいジャンルのレターを参考に書いてみましょう。
売上につながるLPにする11のポイント
初心者でもまずはテンプレにそって書くと簡単につくれます。
なぜならどんなLPでも含まれる要素は同じであり、必要な情報も決まっているからです。
少なくとも50以上の実際のLPを見ながら分析した「11のポイント」です。

上記を使って、あなた自身の書きたいジャンルのレターをいくつか分析してみると、上記の11個のどれかが含まれています。
そしてどれも「商品購入の必要性」を出すために考えられたポイントになっています。
・セールスレターを読むターゲットを明確にする
・グーグルドキュメントに11の要素が含まれたレターを書く
・WordPressにレターを貼り付けてLPにする
STEP5:ステップメールで自動化して効率UP
ここまでで
・リサーチして商品を作る
・導線を作ってレターを書く
といったことに取り組みましたが、ここからのステップメールが仕組み化の重要なポイントになります。
そもそもあなたの見込み客はプレゼントが欲しかったり、あなたの情報を知りたいがためにリストになっています。
まだ「商品がほしい」という状態ではないんですね。
ここから「この人の商品が必要だ」と考える状態まで、価値提供するためにステップメールを使う必要があります。
ステップメールが仕組み化のミソ
本来であればXやインスタを駆使して毎日呟いて情報を提供しますが、ステップメールで自動送信機能を使うと勝手に価値提供をしてくれます。
この機能を活用して、ステップメールで仕組みを作った同年代の事業家さんは、自動化して毎月300万の売上を出しています。
もちろん本人は暇なので、よく海外旅行にいって、仕事は趣味・・・という状態。
「時間でなく価値提供で稼ぐ」
彼に教えてもらったことですが、私はいつもこれを意識してコンテンツを作っています。
一度作れば、時間を生み出せる仕組みのやばさ、伝わるでしょうか?
具体的にステップメールでできる3つの機能を見てみましょう。
ステップメールの自動化で使う3つの手法
改めて説明すると、ステップメールはこのように、一通一通すきな時間にメールを送れる機能になっています。

好きな順番で、伝えたい内容を伝えられるようになっているのが特徴ですね。
商品価値を理解してもらいやすく、あなたとの関係性も深くなります。
実際に私は以下のように複数のメールを組んで、登録した人に実際に流れるように設定しています。

これを利用して、コンテンツ販売における重要な仕組み化・自動化と呼ばれる機能を担ってくれています。
具体的には3つの機能があります。
(1)信頼構築
(2)セールスの自動化
(3)購入者フォローの自動化
(1)信頼構築
商品を売るにあたり、欠かせないのが信頼構築です。
ステップメールなら顧客との関係値を深められます。
SNSは表面性が強くて、どちらかというとマス向けのメディアですよね。
メルマガは1対1で話せるクローズドなメディアだと思ってください。
具体的にどうやって信頼を築くのかというと、「自己開示をすること」が大事になります。
Xでnoteとか売ったりしてる人も、セールスするまでに毎日発信を続けて、顧客と信頼関係を築いてます。
最初からそれらをステップメールに組み込んでおけば、毎回自己紹介や理念を発信する必要がなくなります。
そして発信者を理解した顧客のみが、あなたの商品を購入してくれるようになります。
(2)セールスの自動化
セールスのゴールは「顧客が商品の必要性を理解してる」という状態です。
本来ならリアルタイムでXで呟いてセールスをするけど、ステップメールの中に組んでしまえば、タイムラインを宣伝で荒らす必要がなくなります。
しかも自分が読んでもらいたい順番にメールを送れるので、顧客が商品価値を理解しやすくなる。
理解しやすくなると、行動しやすくなるから、さらに信頼関係も築きやすくなる・・・という好循環になります。
これらすべて、一度作ってしまえば、Xだけで商品を売るときみたいに毎回大きなローンチをかける必要もなくなるので、セールスの自動化をするときにステップメールを使うのは、コンテンツビジネスでは必須の工程です。
(3)購入者フォローの自動化
ステップメールは、購入者のフォローメールも自動化できます。
フォローメールとは商品を購入した人へ、購入後のフォローとして使い、クレームも減らせます。
あなたの商品の情報を補うようなメールを作ることで、顧客満足度がかなりアップするでしょう。
実際によく使われるフォローメールの内容は以下です。
1通目:サンクスメール(商品お渡し)
2通目:商品に関するコンテンツの提供、
3通目:バックエンド(高単価商品)の案内
4通目:商品に関するコンテンツ提供
5通目:商品に関するコンテンツ提供
6通目:次の商品の案内(あれば)
7通目:特典付きのアンケート(感想をもらう)
多くの人が売ったらメルマガ終了するパターンが多いんですが、しっかりフォローをする発信者は信頼され、次の新商品リリース時も購入してくれることが多くなります。
コンテンツ販売で仕組み化まで見据えてる方は、顧客との信頼関係を築くことを意識して、自動化を行って行きましょう。
・メルマガ配信「MyASP」
・決済ページ「Stripe」
・まとめ
最後に仕組み化のロードマップをまとめておきます。
市場リサーチして自分の勝てる場所を探す
自分のコンテンツを出すときは、必ずリサーチからしてください。
「競合、自分、顧客」
この3者からの視点で分析を進めると、「このポジション、自分が取れるよね?」っていうのが見つかります。
差別化なくして、個人の勝利はないので、自分の強みと弱みもしっかり言語化してください。
初心者がすぐにコンテンツを作れる作成方法
コンテンツをつくる時は「顧客の課題解決」が第一です。
そして「顧客の悩みを解決させること」が商品の目的。
そのために必要な情報を、わかりやすくまとめて提供しましょう。
商品が売れる販売動線の設計
商品を売るためには「導線」には3つ必要なパーツがあります・
①見込み客を集めるプレゼント
②プレゼントを提供してリスト化するメルマガorライン
③有料商品を提供するためのセールスページ
仕組みを目指すために、まずこの3つを準備しましょう。
成約率がグンと上がるセールスレター
noteやbrainや自社販売でも、必ず「セールスレター」を作ります。
「商品が気になる見込み客」を「商品を購入した顧客」に変換するためです。
レターに必須の11の要素を見ながら、レターを作ることで成約率アップに繋がります。
ステップメールで自動化して効率UP
ステップメールで自動化することで「3つの自動化」を行えます。
①セールスの自動化
②信頼構築の自動化
③フォローメールの自動化
3つの自動化で顧客との関係が深まり、商品が売れやすくなります。
商品やレターが準備できたら、自動化のためにステップメールを組んで行きましょう。
・おわりに
今回の書籍は「仕事や育児で時間に追われてる人こそ、仕組み化で人生を豊かにしてほしい。」という思いから制作を行いました。
中には育児に追われている方、将来のキャリアに不安を感じる方、すこしでも利益を伸ばしたい方などもいるでしょう。
そんな方たちへ少しでも、お力になれたら嬉しいです。
わたし自身、学生時代にコンテンツビジネスに出会い、もうすぐ6年目となります。
引っ越しや妊娠、出産などでビジネスに取り組めない時期もありましたが、今こうやって情報発信ができる環境であることに感謝しかありません。
本当にここまでご覧頂き、ありがとうございます。
さらに詳しく仕組み化を学びたい方のために
「完全版:仕組み化ロードマップ実践編」という企画を準備しています。
あさってには企画の案内が届くので、メールを見逃さないようにしてください。
それでは、これからの発信もお楽しみに!